Paris 2013 No.3
2013年 06月 13日
ヴォージュ広場、ティンゲリー、サンジェルマン
パリ旅行完結編。
(1泊2日なのに、予想以上に色んなところに行けました)
写真は、ポンピドーセンター付近。
ジャン・ティンゲリーと奥さんのニキ・ド・サンフィルによる
「自動人形の噴水(1982年)」
初めて見た20年以上前と、まったく変わってなくて嬉しい!
キネティックアート(動く彫刻)って、けっこう好きです。
ポンピドーに行く前は、パリで一番古い公園とよばれる
ヴォージュ広場で、まったりとクレープを食べたり、
けっこう悪趣味すぎてビックリな、ヴィクトル・ユーゴの家
を見学したり・・・。
彼は、その家で「レ・ミゼラブル」を書いたそうです。
どう悪趣味か?っていうと、
蛾みたいな蝶と花の模様の壁紙(天井まで同じ)
で、床は全然マッチしてない濃い柄のカーペットの食堂、その隣のリビングは
エルコルテ(スペインの大衆的なデパート)が、昔やってたような、
間違った「シノワズリー/中国趣味」な部屋・・・。
ユーゴさんのお父さんは、軍人でナポレオンがマドリードに侵攻し、
占領したあと、マドリードに駐屯した将軍みたいで、そういう肖像画も多数。
欧州や中国、インドで、かなりたくさんヘビーなインテリアをみましたが、
動物の剥製なしに、あそこまで悪趣味な部屋ってめずらしい。
そういう意味で、一見の価値ありです。
とはいえ、外のヴォージュ広場は、もと王宮があった場所で、
普通の広場になった今も、エレガントな雰囲気が漂っています。
フランスは、クロワッサン、ワイン、ケーキ、
それから、ファッションブランドのイメージが強く、
勝手にソフトな印象がありますが、実はものすごい軍事大国。
ナポレオンが眠る「アンヴァリッド」の付近のちょっと豪華なカフェにいったら、
なんと、内装に武器が!大砲が壁に立てかけてあり、照明には大砲のタマ。
偽物だろうけれど、よくわからない趣味でした。
う〜む。借景で窓の外には、大砲がいっぱいならんでるのに、
まだ足りなかったのでしょうか!?
軍事力とか軍人に対して、
かなりアレルギーがありそうなバルセロナではありえない発想。
とっても不思議なセンスです。
この後は、また気を取り直し?
世界最古のデパート、「ル・ボンマルシェ」に向かって、
その近所のビストロで昼食をとって
サンジェルマン・デプレ教会の近所の、カフェ・ボナパルトへ。
友達2人は、雨のなか、サンジェルマンの散策にいきました。
このカフェには、20年間から何度も家族や色んな人たちと来て
たくさん思い出があるので、彼女達を待っているあいだ、
急に昔の自分と繋がってしまいました。
その建物に、あのサルトルさんが住んでいたそうです。
だんだん希少価値になってる、プロの仕事をするギャルソンの人たちの
動きをみているのも楽しい。彼らの所作や働きぶりは、街の一部、
いや、立派な文化遺産でしょう。
まだ雨が降っていましたが、日本へ帰る友達とお別れし、
私たちだけ、古本店やしぶい店がたくさん並ぶ
リュクサンブール公園の近くへ。
映画の古書がたくさんある店をひやかしてから、
大好きな公園の中に入りました。
公園内では、さっきまでテニスをしていた男性たちが
木陰で雨宿りをしていたり、映画のワンシーンみたいです。
やっぱり、ここは、ジェーン・バーキンに会えそうな公園!!
いつか、天気の良い日に、小さな帆船をレンタルして
池にうかべてみたいです。
色々、腑に落ちないところもたくさんあるパリだけれど、
やっぱり、時々、戻りたくなります。
パリ旅行完結編。
(1泊2日なのに、予想以上に色んなところに行けました)
写真は、ポンピドーセンター付近。
ジャン・ティンゲリーと奥さんのニキ・ド・サンフィルによる
「自動人形の噴水(1982年)」
初めて見た20年以上前と、まったく変わってなくて嬉しい!
キネティックアート(動く彫刻)って、けっこう好きです。
ポンピドーに行く前は、パリで一番古い公園とよばれる
ヴォージュ広場で、まったりとクレープを食べたり、
けっこう悪趣味すぎてビックリな、ヴィクトル・ユーゴの家
を見学したり・・・。
彼は、その家で「レ・ミゼラブル」を書いたそうです。
どう悪趣味か?っていうと、
蛾みたいな蝶と花の模様の壁紙(天井まで同じ)
で、床は全然マッチしてない濃い柄のカーペットの食堂、その隣のリビングは
エルコルテ(スペインの大衆的なデパート)が、昔やってたような、
間違った「シノワズリー/中国趣味」な部屋・・・。
ユーゴさんのお父さんは、軍人でナポレオンがマドリードに侵攻し、
占領したあと、マドリードに駐屯した将軍みたいで、そういう肖像画も多数。
欧州や中国、インドで、かなりたくさんヘビーなインテリアをみましたが、
動物の剥製なしに、あそこまで悪趣味な部屋ってめずらしい。
そういう意味で、一見の価値ありです。
とはいえ、外のヴォージュ広場は、もと王宮があった場所で、
普通の広場になった今も、エレガントな雰囲気が漂っています。
フランスは、クロワッサン、ワイン、ケーキ、
それから、ファッションブランドのイメージが強く、
勝手にソフトな印象がありますが、実はものすごい軍事大国。
ナポレオンが眠る「アンヴァリッド」の付近のちょっと豪華なカフェにいったら、
なんと、内装に武器が!大砲が壁に立てかけてあり、照明には大砲のタマ。
偽物だろうけれど、よくわからない趣味でした。
う〜む。借景で窓の外には、大砲がいっぱいならんでるのに、
まだ足りなかったのでしょうか!?
軍事力とか軍人に対して、
かなりアレルギーがありそうなバルセロナではありえない発想。
とっても不思議なセンスです。
この後は、また気を取り直し?
世界最古のデパート、「ル・ボンマルシェ」に向かって、
その近所のビストロで昼食をとって
サンジェルマン・デプレ教会の近所の、カフェ・ボナパルトへ。
友達2人は、雨のなか、サンジェルマンの散策にいきました。
このカフェには、20年間から何度も家族や色んな人たちと来て
たくさん思い出があるので、彼女達を待っているあいだ、
急に昔の自分と繋がってしまいました。
その建物に、あのサルトルさんが住んでいたそうです。
だんだん希少価値になってる、プロの仕事をするギャルソンの人たちの
動きをみているのも楽しい。彼らの所作や働きぶりは、街の一部、
いや、立派な文化遺産でしょう。
まだ雨が降っていましたが、日本へ帰る友達とお別れし、
私たちだけ、古本店やしぶい店がたくさん並ぶ
リュクサンブール公園の近くへ。
映画の古書がたくさんある店をひやかしてから、
大好きな公園の中に入りました。
公園内では、さっきまでテニスをしていた男性たちが
木陰で雨宿りをしていたり、映画のワンシーンみたいです。
やっぱり、ここは、ジェーン・バーキンに会えそうな公園!!
いつか、天気の良い日に、小さな帆船をレンタルして
池にうかべてみたいです。
色々、腑に落ちないところもたくさんあるパリだけれど、
やっぱり、時々、戻りたくなります。
by nas-asa
| 2013-06-13 02:51
| 旅