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Sonar 2013

祝☆Sonar20周年


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6月は、今では世界的に有名になったSonar (ソナー)音楽祭が開催されました。
こちらが詳細☆

私たちは、16日のクロージングコンサートの1つを見に、
発祥地、CCCB(現代文化センター)の劇場へ。




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尊敬する建築家(知人でもある)エリアス・トレスさんが、
古い修道院の建物をリノベーションした空間。

ジョナス・メカスとホセ・ルイス・ゲリンの対談があったり、
色々活用されているようです。

もともとCCCB自体が中世の修道院を再利用していて、
先端文化にいたる歴史を感じさせてくれます。
まさに、新しい文化がつくられる場所。


で、その6/13の公演は、ドイツ生まれ、イギリス在住の作曲家&ピアニストの
Max Richterさんが編曲した「ビバルディの四季」

バルセロナの若いオーケストラの音楽家たちと、イギリス人のソリストが出演。





良かったのですが、主旋律がぜ〜んぶバイオリンなんで、
それがちょっと飽きてしまったというか、
上手だけれど、やや、キーっという音を出す女性だったので、
惜しかったです。

でも、電子音楽とクラッシックの融合は面白いし、
いつでも、良質の音楽のなかに身を置けるのは幸せです。


会場には、毎年のように来てるのかな?というイタリア人、イギリス人グループがいて、
i phoneで、前日撮った「クラフトワーク」の映像を楽しそうにみていたり、
ライブのあいまにどこで食事したとか、どこどこ行った?等と会話してたり。


欧州の音楽ファンのあいだで、
「Sonarの時期をねらってバルセロナに来るのが、かかせない年末行事」
という人たちがかなり多いのを実感したひと時でした。



外で音楽を聞きながら飲む、冷たいビールもうまい!


Sonarが始まると、「あ、もう夏だな!」という気がします。
by nas-asa | 2013-06-30 15:51 | 映画・音楽

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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