MERCANTIC

郊外の蚤の市。

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またしても、
バルセロナのB面(丘の裏側に広がり、別世界的な雰囲気なので)
サンクガットへ。

メルカンティークという蚤の市にいって、
ほどよく古びた椅子を物色するのが目的でした。

(家の中に中途半端に新しい家具、特に、IKEA系ばかりだと
とりあえずこれで我慢という空気が蔓延して、やや寂しい)

不況にもかかわらず、日曜日でかなりの混雑。






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大きな体育館のようなど〜んと広い空間の外側に、
別館的に、いろんな小屋のようなお店が並んでいます。

アンティークといっても、本当にオーナーの個人的な世界が展開するので、
ひとつひとつの店が個性的で、まったく違うセンス。

渋い品揃えのレコードショップもありました。
もちろん、古書も。

単なる、ガラクタ?な店や、ホーロー系、籠専門店、ブリキ系など
色々あって、何も買わなくても楽しい。

しかし、適度にさびれた椅子がなかなかみつかりません。

好みの問題もあるのだけれど、
超クラッシックな猫足みたいなのは好きじゃないし、
意外と、単にぼろそうにみえる古い椅子がけっこうなお値段。
なかなか、むずかしいです。


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日曜日だからか、ガウディの時代と同じような鉄細工の実演も。

激しい炎で、近づくのが怖いぐらいの熱気。
ロックのヘビーメタルと根底が繋がっているんでは?
というすごい迫力!(ほんとか?)


色々見た結果、インドやネパールからの面白い雑貨や家具、テキスタイルと
ミッドセンチュリー的な家具を一緒に販売している、おしゃれなお姉さんの店で、
こんなしょうもないものを購入。

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15ユーロでした。
一応鉄細工ですが、ヘビーメタルな世界とはほど遠い、
ヘタレな象のフック。インド製。


なんとなく、ジュジョールのボファルイ邸
(古い農家をリノベーションしたもの)を見学にいったとき、
入り口近くの壁につけられていた象のフック
(たぶん、馬をつなげておくもので、
これもジュジョールのデザイン)を思い出してほしくなりました。



でも、メルカンティークは、
色々掘り出し物がありそうで楽しい!
もう少し近かったら、しょっちゅういってるんだけれど。


だいたい、車で30分。有料道路だともっと早いですが、
私たちはティボダボの丘の峠道をこえていきました。


途中には、白樺の林や、
ロマネスクの教会とか、キャンプ場みたいな緑の森があり、


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また丘を登ると、頂上には、たぶんバルセロナで一番高い位置に
こんな駅があります。

カタルーニャ鉄道の「バイ・ビドレラ駅」


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開通当時(20世紀初頭?)の趣きが残っていて、いいかんじ。

ここから、バルセロナの都心まで
20分ぐらいなので、標高が高めなわりに、便利です。


駅舎の一部に、こんな展望台が!
市街と海が一望できて、船や飛行場もよく見えました。


周りにも住宅がたくさんあって、都心より不便そうなものの、
この駅から近ければ(あとバスもあるし)意外と住みやすいのかも。


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駅の隣の家の、郵便受けはこんなかんじ。
Lettersって書いてあるから、イギリスで購入されたのか?
あるいは、竣工当時のデザインなのかはわかりませんが、
ユーモアがあっていいですね。



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この峠を超えるルートを自転車でやってる人もたっくさんいますが、
とりあえず、今は、車か電車で・・・。


森の入り口では、キノコ狩りかな?
という人たちの姿もチラホラとみかけました。
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by nas-asa | 2013-10-20 18:01 | カタルーニヤ | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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