Sarria
2013年 11月 01日
サリアの夏祭り。
10月に入ってから、サリアの夏祭りが開催されました。
(バルセロナの各地区ごとに夏祭りがあり、
おそらく、最後のシメみたいなお祭りだそうです)
今年は、9月下旬にある「La Merce」という
最大のお祭りのころ、バスクに行っていたため、
バルセロナらしいお祭り気分が味わえず、
やや寂しかったので、なんだか得した気分でした。
上の写真の、遠くにみえる古い教会のあたりが、
サリアの中心部。
同地区は、現在はバルセロナの山の手エリアの一部にしかすぎませんが、
20世紀初頭ぐらいまでは、郊外の村のようなかんじで、
ロンドンでいえば、ハムステッドやウインブルドンのように
独特の歴史と雰囲気が漂っています。
かつては、バルセロナの都心の人たちの、
夏の避暑地の1つだったようで、
今ではすごい近いから信じられませんが、
馬車の時代だと距離感覚が異なるようです。
教会の近くまでくると、
煉瓦作りの市場や旧道風な細い道のあいだに、
昔ながらの老舗の個人商店やBarが多数残っていて、
ほどよくクラッシックな雰囲気。
赤ちゃんや、子供連れの家族の姿も多数。
新しいものと、歴史的なものが、
「渾然一体」となってるところが好きです。
ホタテ貝が、サリアのシンボル。
サンティアゴ巡礼と何かしらのつながりがあるそうですが、
詳しくは未確認。
お祭りの垂れ幕の期間をみると、なんと10日間も開催。
地元の結束が高そうですね〜!
区役所の中に入ると・・・
いました、いました!
Gegantsこと、パレードに登場する巨人人形たち。
わりと新しい「元サッカー選手」というバージョンもありました。
誰もいなくなったころに、一人で写真を撮っていたら、
「巨人人形、お好きですか?」
と、警備していた警察官に話しかけられました。
その人は、日本の特に琉球に興味があるとか。
でも、スペインの他の地方、出身なので、
「変な習慣だよね」と巨人人形のことをけなしてました(笑)
たしかに、スペインの他の地方にはないかも。
もっとフランスやイタリア寄りの習慣??
同地区の目抜き通り、マジョール・デ・サリアは、
ゆるい坂道が昔ながらの商店街のようになっていて、
「サボテン食品店」というユニークな名前の古いコルマード(食材店)や、
雑貨や洋服のお店の他、美味しいカフェやレストランもたくさん並んでいます。
お祭りの間は、この道でいろんな催しがあるようで、
この日は、路上チェス大会やら、絵の販売などが。
きっと100年前から変わらないんだろうなあ、
という催しものが多数ありそうでした。
そんななか、横浜の馬車道にも支店のある、
日本でもおなじみのキャンディショップ
「バパバブル」では、サリア限定商品が販売中。
ディスプレイに、巨人人形飴があり、小さいビンには、
ひとつづつ、金太郎飴的に巨人人形やカタルーニャの旗、サリアの貝
などのタイプが入ってましたよ。(なかなか芸が細かい)
坂道では、手作りゴーカートの競技会が開催中。
コースには藁の盾がおかれ、運転する子供たちを熱く指導する
ちょっと松岡修造が入った?カタラン人のお父さんもいて、
なかなか微笑ましかったです。
普通のお宅のバルコニーには、こんな飾りが!
ダンボールでつくられた円盤と宇宙人からのメッセージ
「サリアのお祭りを見にきたよ! 」
なかなか、いい町です(笑)
世界中の先進国で、人口減少化、過疎化がすすむなかで、
ひとつの地域が生き残るためのいろんなアイディアが、
長年の歴史とともに自然と凝縮されていて、
魅力的なエリアだなあ・・・と思います。
10月に入ってから、サリアの夏祭りが開催されました。
(バルセロナの各地区ごとに夏祭りがあり、
おそらく、最後のシメみたいなお祭りだそうです)
今年は、9月下旬にある「La Merce」という
最大のお祭りのころ、バスクに行っていたため、
バルセロナらしいお祭り気分が味わえず、
やや寂しかったので、なんだか得した気分でした。
上の写真の、遠くにみえる古い教会のあたりが、
サリアの中心部。
同地区は、現在はバルセロナの山の手エリアの一部にしかすぎませんが、
20世紀初頭ぐらいまでは、郊外の村のようなかんじで、
ロンドンでいえば、ハムステッドやウインブルドンのように
独特の歴史と雰囲気が漂っています。
かつては、バルセロナの都心の人たちの、
夏の避暑地の1つだったようで、
今ではすごい近いから信じられませんが、
馬車の時代だと距離感覚が異なるようです。
教会の近くまでくると、
煉瓦作りの市場や旧道風な細い道のあいだに、
昔ながらの老舗の個人商店やBarが多数残っていて、
ほどよくクラッシックな雰囲気。
赤ちゃんや、子供連れの家族の姿も多数。
新しいものと、歴史的なものが、
「渾然一体」となってるところが好きです。
ホタテ貝が、サリアのシンボル。
サンティアゴ巡礼と何かしらのつながりがあるそうですが、
詳しくは未確認。
お祭りの垂れ幕の期間をみると、なんと10日間も開催。
地元の結束が高そうですね〜!
区役所の中に入ると・・・
いました、いました!
Gegantsこと、パレードに登場する巨人人形たち。
わりと新しい「元サッカー選手」というバージョンもありました。
誰もいなくなったころに、一人で写真を撮っていたら、
「巨人人形、お好きですか?」
と、警備していた警察官に話しかけられました。
その人は、日本の特に琉球に興味があるとか。
でも、スペインの他の地方、出身なので、
「変な習慣だよね」と巨人人形のことをけなしてました(笑)
たしかに、スペインの他の地方にはないかも。
もっとフランスやイタリア寄りの習慣??
同地区の目抜き通り、マジョール・デ・サリアは、
ゆるい坂道が昔ながらの商店街のようになっていて、
「サボテン食品店」というユニークな名前の古いコルマード(食材店)や、
雑貨や洋服のお店の他、美味しいカフェやレストランもたくさん並んでいます。
お祭りの間は、この道でいろんな催しがあるようで、
この日は、路上チェス大会やら、絵の販売などが。
きっと100年前から変わらないんだろうなあ、
という催しものが多数ありそうでした。
そんななか、横浜の馬車道にも支店のある、
日本でもおなじみのキャンディショップ
「バパバブル」では、サリア限定商品が販売中。
ディスプレイに、巨人人形飴があり、小さいビンには、
ひとつづつ、金太郎飴的に巨人人形やカタルーニャの旗、サリアの貝
などのタイプが入ってましたよ。(なかなか芸が細かい)
坂道では、手作りゴーカートの競技会が開催中。
コースには藁の盾がおかれ、運転する子供たちを熱く指導する
ちょっと松岡修造が入った?カタラン人のお父さんもいて、
なかなか微笑ましかったです。
普通のお宅のバルコニーには、こんな飾りが!
ダンボールでつくられた円盤と宇宙人からのメッセージ
「サリアのお祭りを見にきたよ! 」
なかなか、いい町です(笑)
世界中の先進国で、人口減少化、過疎化がすすむなかで、
ひとつの地域が生き残るためのいろんなアイディアが、
長年の歴史とともに自然と凝縮されていて、
魅力的なエリアだなあ・・・と思います。
by nas-asa
| 2013-11-01 19:21
| カタルーニヤ