La Venta

長く変わらない空気。



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そういえば、ベルリン在住の声楽家のお二人と一緒に、
久々にウニのグラタンを食べました!

ウニは、ダリも大好きだった食材(彼は生でもOKだったらしい)
で、バルセロナのレストランでは、よく、
上のようにグラタン風の前菜として登場します。

見た目よりあっさりしていて、白いご飯でもあいそうな味。
(もちろん、ワインやカバともピッタリです・・・)




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食べた場所は、Tibidaboという丘の中腹
Dr.アンドレウ広場の老舗レストラン「La Venta」.
山頂に続く、ケーブルカーの駅の並びです。

20世紀初頭の「宿場の宿」のような古い建物をレストランに改造し、
フランコ時代から営業してる(つまり70年代ぐらいから?)
ような気がします。


私が知ってる限り、オーナーは代わったはずですが、
家具の配置も、真ん中のストーブも、
テラスのモザイクも・・・20年以上同じ雰囲気です。


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外観は↑こんなかんじ。

上に、同じオーナーのより高級なレストランがあって
そちらの眺めの方が素晴らしいそうですが、
私たちはいつも半屋外のテラス席ばかり。
(下のほうの気さくな雰囲気と、小皿でシェアーできるかんじが助かる)

ここは、マーケットキュージーヌで、素材重視のシンプルな料理なので、
ウニや、地元ソーセージの他、
新鮮なあさりの米料理、アーティチョークとタラの
カルドソ(おじやのように水分が多いパエリヤ)
などの定番を食べました。

昔と比べて、バルセロナ市内で、
魅力的かつリーズナブルなレストランが急増したので、
わざわざこのLa Ventaまで、長く住んでる人たちが、
定期的に食べにいく必要はなくなったかもしれませんが、
ここまで足を伸ばすと(といっても、都心からタクシーで15分)
その前後に眺めのいい近所のBar「Mirablau」で

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こんな眺めや(夜景もきれい☆)地中海的な松林をみて
どこか郊外にいる気分で、リラックスできます。

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帰りは、腹ごなしにゆるい坂道を散歩しながら下って、
うちの近所のタクシー乗り場で、声楽家夫妻とお別れしました。

下りなら、楽しく話しながら歩くのにちょうどよい距離でした。


La Ventaにたまにいくと、ある秋、美術系の編集者の方たちと
栗のポタージュスープを食べたこと、
親族、友人たちとの色んな記憶が蘇ります。


正直言って、今の同店は、かなり観光客向け値段設定なのが残念ですが、
まあ、そういうスポットだからしょうがないですね。

外国人の接客にもなれているし、サービスも安心なので、
普段なかなかバルセロナに来れない人たちをお連れする店として、
これからも有力候補だと思います。
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by nas-asa | 2014-02-08 17:36 | | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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