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El Cami de TOHOKU


東北の手仕事展@バルセロナ


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8月31日まで開催中。

7/3のオープニングに行ってきました。






友人の建築家夫妻、KOBFUJIが共同主催。

展覧会の詳細が分かるFBはこちら

東北の自然と手仕事の伝統、革新を紹介する展覧会です。

ミッドタウンの21_21で、深澤直人さんたちが手がけたのに
比べると予算も規模も小さいですが、東北から多彩な職人さんを招待したり、
ダンボールでつくったショーケースにギッシリと展示が詰まっていて、
なかなか見所たっぷり。
ダンボールでも、アクリルのふたや照明が入ると立派にみえますね。

すばらしいアイディア!


会場は、カサミラのほぼ向かいの Palau Robertという元宮殿を利用をした
文化センターです。

同じ会場では、EL BULLI Foundationの展示も開催中だとか。


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大盛況のオープニング初日の様子。


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こけしの技術を生かした新しいプロダクトの紹介。

今や、こけしは東北のシンボルですね。

震災の1年前に、東京の親族全員で墓参りのあと、
福島の土湯温泉にいって、
トーテムポールのような巨大なサイズのこけしをみあげたり、
家族とこけしミュージアムに行ったことを思い出しました。


この日は、奇しくも近所のTagomagoというコマーシャルギャラリーで、
ベルギー人の写真家が2年間密着して撮影したという
「東北のヤクザ」の展覧会のオープニングもあり、そちらも覗いてきました。
写真のクォリティーは高かったですが、
まるで映画の「仁義なき戦い」を観てるような不思議な世界でした。
(外国人には、すごく興味深い世界なんでしょうけれど・・・同じ東北といえども
まったく別世界で、複雑な気分に・・・)




東北の手仕事展のほうでは、大勢の職人さんやクリエイターが東北からみえていて、
とても嬉しそうだったのが印象的でした。
私たちも、仙台箪笥の職人さんとお話しました。
東北には、まだまだ世界に誇れるものがたくさんありそうです!
by nas-asa | 2014-07-12 18:24 | 友人

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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