El Cami de TOHOKU
2014年 07月 12日
東北の手仕事展@バルセロナ
8月31日まで開催中。
7/3のオープニングに行ってきました。
友人の建築家夫妻、KOBFUJIが共同主催。
展覧会の詳細が分かるFBはこちら
東北の自然と手仕事の伝統、革新を紹介する展覧会です。
ミッドタウンの21_21で、深澤直人さんたちが手がけたのに
比べると予算も規模も小さいですが、東北から多彩な職人さんを招待したり、
ダンボールでつくったショーケースにギッシリと展示が詰まっていて、
なかなか見所たっぷり。
ダンボールでも、アクリルのふたや照明が入ると立派にみえますね。
すばらしいアイディア!
会場は、カサミラのほぼ向かいの Palau Robertという元宮殿を利用をした
文化センターです。
同じ会場では、EL BULLI Foundationの展示も開催中だとか。
大盛況のオープニング初日の様子。
こけしの技術を生かした新しいプロダクトの紹介。
今や、こけしは東北のシンボルですね。
震災の1年前に、東京の親族全員で墓参りのあと、
福島の土湯温泉にいって、
トーテムポールのような巨大なサイズのこけしをみあげたり、
家族とこけしミュージアムに行ったことを思い出しました。
この日は、奇しくも近所のTagomagoというコマーシャルギャラリーで、
ベルギー人の写真家が2年間密着して撮影したという
「東北のヤクザ」の展覧会のオープニングもあり、そちらも覗いてきました。
写真のクォリティーは高かったですが、
まるで映画の「仁義なき戦い」を観てるような不思議な世界でした。
(外国人には、すごく興味深い世界なんでしょうけれど・・・同じ東北といえども
まったく別世界で、複雑な気分に・・・)
東北の手仕事展のほうでは、大勢の職人さんやクリエイターが東北からみえていて、
とても嬉しそうだったのが印象的でした。
私たちも、仙台箪笥の職人さんとお話しました。
東北には、まだまだ世界に誇れるものがたくさんありそうです!
by nas-asa
| 2014-07-12 18:24
| 友人