人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Cherry Blossam

百花繚乱。

Cherry Blossam_a0059032_1248371.jpg



ごぶさたしました。

2015年の3月から4月にかけて、
久々に日本ならではの草花を思う存分愛でることができました。
(ありがたいことです♡)

上は、池上本門寺境内の眺め。

桜や梅に似た花は欧州でもみかけますが、セッティングというか
回りの雰囲気で変わりますね。
やっぱり、梅や桜は日本でみるほうが風情があるような。





Cherry Blossam_a0059032_1250514.jpg


呑川の池上本門寺付近の欄干はこんな和風なデザイン。

うぐいすと梅? 梅は大田区の花だそうです。
道にうつった影がクッキリ。

欲を言えば、上部は変なカーブにしないだ、
まっすぐな手すりのほうがいいような。



まず、3月のはじめは、多彩な梅がきれいでした。

こちらは、池上梅園のようす。時々報道させるせいか、
行って見たいという友人が多く、きれいどころが2組きてくれて
何度も梅の香りを堪能できました。

Cherry Blossam_a0059032_12512441.jpg



池上本門寺の正門付近には、老舗のおせんべいやさんがあります。

下は、5年ぶりぐらいに再会した、祖母が大切にしていたひな人形。

彼女が実家からもってきたものは東京大空襲で消失し、
戦後に祖父といっしょに購入したそうで、江戸末期の小さなサイズのもの。
下の方は普通はおかない富士娘やら、お坊さん
(みんな歌舞伎の演目にありそうな)
の人形で、お坊さんのあたまにはたんこぶがあってユーモアいっぱい。

まんまるで手のひらにのりそうなサイズ。

江戸時代、贅沢禁止令(庶民にたいして)が出たころに
こういうタイプがたくさんつくられたそうです。

.........人形の価値うんぬんより、祖母との想い出がよみがえって、
(あと祖父母のセンスなども感じられて)嬉しかったです。


Cherry Blossam_a0059032_12521516.jpg



白い梅。 一口に梅といってもいろんな種類がありますね。

Cherry Blossam_a0059032_12523767.jpg



では、次! 桜にいきます。
今年は、日本にいるおかげで、つぼみの段階から楽しめました!


こちらは、多摩川のキャノン本社付近。

Cherry Blossam_a0059032_1253134.jpg



多摩川の土手も、新緑になると人々が活動的になって
野球、サッカー、ゴルフ、テニスをしている人たち、
ひとりでトランペットを吹いている中学生....
ただ、川辺を歩くだけで、のんびりした休日気分が
味わえます。

多摩川駅の付近では、なぜかフィッシュ&チップスの店が
いくつかならんでいました。


ここから下は、「桜を激写する西洋人シリーズ!?」



Cherry Blossam_a0059032_12541536.jpg


Cherry Blossam_a0059032_12544314.jpg


Cherry Blossam_a0059032_12575579.jpg



朝、散歩しながらスマホで激写していました。

というわけで、ユニクロのジャージ姿で失礼(笑)
どことなく、お坊さんの私服か?という雰囲気です。


会社に行く途中に、スカイプで本門寺の桜をみせながら
たぶん海外の家族と話すアメリカ人?と思われる男性とも
境内ですれ違いました。


せっかくだから、
千鳥が淵や中目黒や六義園やら、
都内の有名な花見の名所にもいきたかった
(特に夜桜)けれど、
結局、近所で満足してしまいました。

遠方より、大学時代の友達4人も来てくれたり。


最後は、池上本門寺にもゆかりの深い、
川瀬巴水の木版画を思わせる本門寺の夜桜。

五重塔と桜は、最高の組み合わせ。
格別ですね!


Cherry Blossam_a0059032_12593969.jpg



四季を味わえるのは、本当にラッキー!



上の西洋人もなんだかんだ時々文句をいいながら、
徐々に東京での自分の居場所をつくっているようです。


Cherry Blossam_a0059032_12551395.jpg

by nas-asa | 2015-04-18 11:24

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


by nas-asa