Cactus flower&Kettle's Yard


サボテンの花が突然咲きました。
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うちの猫の額ほどのバルコニーのサボテンは、買ってから5年近くほとんど何の変化ありませんでした。
でも、Naspleが(必要ないといわれても飽きずに)毎日水をやっていたせいか、
この春最近突然変異のようにどんどん枝がのび、アスパラのようになり、
今週ついに花が咲きました。なんでも、時間がたたないと分からない事ってありますね。
毎日水をやるのはよくないと思うけど(笑)

植物の鉢というと、ついイギリスはケンブリッジ大学に関係した面白いギャラリー、
KETTLES YARDを思い出します。http://www.kettlesyard.co.uk/index.html



ここは知る人ぞ知る音楽とビジュアルアートのギャラリーで、創立者のハロルド・スタンレー・エドさんのお宅も昔のように保存され、午後だけ公開されています。イギリスには、舞台美術関係者や建築家、インテリアデザイナーのアイディアの素になりそうな、ユニークなお宅訪問型ギャラリーや、中世から最近までの時代ごとに様式をそのまま各部屋再現したミュージアム等があって、インテリア好きにはとても楽しいです。特に、このケンブリッジのケトルズヤードは、美術コレクションはすごい高価なものもたくさんあるのに決してひけらかすかんじではなく、とても知的に飾られています。まねしたくてもこのへんのバランスは、簡単そうでかなり難しそう。もちろん、建物やセッティングも違うからしょうがないけれど。
でも、つい長居したくなる不思議とリラックスできる空間です。(何度も行きたくなりました。)
絵画や彫刻だけでなく、セラミックやハロルドさんが探して来たサイダー(リンゴ酒)をつくるための木の道具が、まるでギリシャの支柱のように室内装飾になっていたり、よりすぐりの白い小石がきれいに並べられていたり......。
ダリの家や、その他お宅をそのまま保存したギャラリーは、スタッフも毎日メンテナンスが大変そうです。でも、色々な想像力を刺激するこういう場所はとても貴重なので、ずっと残っていてほしいです。
ケトルズヤードの中には、あちこちハッとするようなコーナーがたくさんありますけれど、
植物を観察していた様子がわかる鉢植えのコーナーがユニークです。

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KYのホームページを見ていたら、今拡張計画が進んでいるようで、どんな風になるのか終わった頃に一度行ってみたいと思いました。ここには、ロンドンで活躍される日本人デザイナー安積伸さん、朋子さんの家具も設置されています。ロンドンにいた時、彼らに勧められて初めて行ったのでした。かれこれ10年前の話ですね。小雨が降りやすいケンブリッジで、外は暗い天気でもここにいけば、ほのぼのと心穏やかな午後がすごせそうです。
HOUSEは午後だけ入る事が出来るので、開館時間にご注意ください。

ここのところ、60年代にケンブリッジ大学の新キャンパス等を手がけた、イギリスの大御所建築家についての論文を訳しているので、つい思い出してしまいました。スコーンも食べたくなってきたような(笑)
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by nas-asa | 2006-06-10 18:33 | 生活 | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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