Da vinch Code/ Fact or Fiction


まだ見てません。
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世界的大ヒットのこの映画、たぶん今年1番の興行収入になりそうな勢いかも。
原作は読みました。ほんとに世界的ベストセラーになるツボを押さえてますよね。

カトリック信者が90%以上なスペイン。とはいえ、現在では習慣やモラルの基本にはなっていても敬虔な信者という人たちはかなり少ないです。新聞には中国や他の国での上映打ち切りついて、冷ややかな記事が掲載されていました。というわけで、上映に難くせつける人はあまりいないどころか、市内の主な映画館で絶賛上映中です。

この映画のコピー「真実、それともフィクション?」に対して、ガイドブックには「もちろん、フィクション。それも飛び切りチープな....」と紹介されてましたが、宣伝効果はバッチリなようです。写真は、都心にあってもともとは由緒ある雰囲気の映画館です。
すごく広くて居心地がいいのですが、広い分、観客動員が確実なタイプの映画しか上映されないのであんまり行く機会がないです。(現在は、もちろんダ・ヴィンチ・コード上映中)



でもバルセロナの市内各所に巨大シネコンがあり、幅広い映画好きが集まる老舗Verdiという映画館も同時に7本ぐらいの作品が見れます。とにかく、歩いて気軽に映画にいけるのが嬉しい。入場料も、5、6ユーロ。(1000円以下。曜日によって割引あり)

ダ・ヴィンチ・コードは、スターウォーズのように大型画面で見なくてもいいかなという気もするので、(もちろんルーブルや欧州各地の空間はきれいかもしれないけれど)そのうちレンタルでみようと思います。
見た人の話だとなんとなく脱力しそう。ちなみに、今一番売れてるDVDは、あのハリウッド芸者もの「Sayuri」。これもなんとなく日本人には脱力系でしょうか。
トム・ハンクスは、TVでNYのアクターズスタジオでのインタビューを見てからけっこう好きです。頭の回転がとても速そうでした。それに、思えばフォーレスト・ガンプ、フィラデルフィアの他、激やせしたり太ったり、すごい俳優根性。メグ・ライオンの恋人役のような普通の役柄もなかなか魅力的です。
渋くてコミカルなジャン・レノもけっこう好きです。あの人は、もともとスペインはアンダルシア地方のカディス近郊の村出身のスペイン人で、本名は「フアン・モレノ」。
もちろんフランス国籍に変更してるから、スペイン系フランス人ですが、その本名は日本でいうと田中一郎?(例えばね)のような、ありきたりなスペイン人の名前で、妙なかんじです。
本人もスペインのテレビで、コメディアンにあんた本当はスペイン出身でしょ?といわれると、
かわいく「シー! (そのあと村の名前)の出身だよっ!」と答えて、なかなかチャーミング。

と、話がズレました。この映画がいい悪いはともかく、確実にまたルーブルの行列とモナリザの前の人だかりが増えそうです。怪しい修行僧が出て来る、スペインで生まれたあのオプスデイは、こちらでもちょっと変?という印象を持っている人が少なくないので、どういう風に描かれているか逆に興味を持ってしまう人もたくさんいるような。でも、何故か大学や私立の高い学校をたくさん運営している教団なので、お金持ちの信者さんが多いです。だから、こちらでは兄弟がものすごく多くて(5人以上)みんな高学歴な教育を受けている、いわゆるブルジョワの人たちを見るともしかして?と思う人が多いというイメージ。(そのように家庭と家族が一番という教えらしい)
なんでも、暗いというよりは、「普段はラルフローレンかラコステのポロシャツ、またはボタンダウンを着て、ナイス&クリーン」な人たちが主なんだそうです。でも、多少洗脳されてる人もいるので、「段階」によるのかな。イギリスのチャネル4で、すばらしい密着ドキュメンタリーを放送してました。例の鎖を見せてもらったり(女性信者からだったので、花柄のきれいな袋に入っていた)リポーターが自らそれを数時間装着して感想をいったり...と、まさに体を張ってのリポート。

信じるものは救われるかもしれないけれど、どのぐらい自分の頭で考えて人生をおくれるものなのか、(宗教じゃなくても、ものすごい量のメディア情報に洗脳されてるはずだし)なかなかダビンチコードの映画より深いテーマです。いずれにしてもオプスは、バチカンで認可されているといっても、やっぱり「新興」な宗教教団なようです。もちろん、それがいいか悪いかもその人次第です。
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by nas-asa | 2006-06-11 18:53 | 映画・音楽 | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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