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イタリア決勝進出に便乗
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イタリアがドイツに勝って決勝進出。
翌日、昼休みに最近できた気軽なピザ・レストランに行きました。
(この写真とは別の店)

そこは、世界中を旅するおかまのカップルお勧めの店。
彼らは二人とも偶然同じ名前なので、区別するために、年の順にジュニアとシニアと友人達は呼んでいます。シニアのほうは、地元テレビ局のベテランディレクター。もともとは結婚していて、20才ぐらいのお子さんが二人います。
でも、もうこんな人に驚かない程、バイな人もたくさんいます。




でも、そういう人たちは女の子たちより事情通だったり、食べ物にうるさいことが多いので
時々お互いに情報交換してます。ちなみに彼らはこの夏モスクワから北京まで、あちこち停車しなが1ヶ月かけて列車の旅をするそうです。

そのピザの店では、当然、大勢のイタリア人が働いていて、ちょうどイタリアが勝った翌日だったので、みんな上機嫌。食後にスプマンテのサービスがあり、イタリアのために乾杯しました。
その時、調子の良いNaspleは、イタリアが優勝するといいですね!と言ってたような。

イギリス人、中国人が激増している当地ですが、イタリア人も若者を中心にたくさん移住してきています。イタリア食材店、アイスクリーム店、ピザ、パスタの店も急増。
聞くところによると、バルセロナ中心部に10万人以上はいるかも。ドイツ戦でも、イタリアが得点する度に打ち上げ花火があがり、試合が終わった後、通り過ぎる車のクラクションがはげしく鳴っているのがわかりました。(イタリアファンの地元民じゃないと思います。)

あまりに度を超したナショナリズムは危険だし、他の国の選手やチームを誹謗したりするようになるとまずいですけれど、ワールドカップをきっかけに近所の色んな人たちと共通の話題が生まれたり、より親しくなるきっかけになるのは楽しいです。
ここのところ道を歩くと、集合住宅のバルコニーにアルゼンチンの旗、イングランドの旗、エクワドルの旗などが見えて、普段はわからないご近所の国籍もチェックできてしまいました。
かなり国際化が進んでます。お互いの違いや背景を尊重できさえすれば、色んな人種が共存しているいる街はやっぱり面白いです。

ところで、フランスとポルトガルの試合(準決勝)もすごかったですね。
ジダンがPKの準備に入った時、TVで見ていても鳥肌がたつようでした。

この時期、試合のあいまにサッカーボールを出して来て、つい空き地や歩道で
練習してしまう若者もみかけます。そういう単純な気持ち、けっこう好きです(笑)
by nas-asa | 2006-07-06 16:31 | 生活

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


by nas-asa