Tibidabo


1928年創業の遊園地からの眺め
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途中に見えるプラネタリウムのような建物は、昔Cobiという92年オリンピックの
キャラクター(マリスカルが作者)が登場する漫画で、主人公のコビが住んでいることになっていました。本当は何かは謎。

バルセロナ市街を後ろから包み込むような丘はTibidabo(ティボダボ)と
呼ばれています。たまにチビデブ?という日本人もいますけれど、
ラテン語で「あなたにすべてを捧げます」という意味。
ものすごく眺めがいい場所なので、悪魔が高台で
キリストに魂を売り渡せばここから見えるすべてをあげましょう...と誘惑した
という逸話から名付けられています。晴れた日には遠くマヨルカ島や、裏側に
行けばピレネー山脈まで見渡せます。いつもは丘の上の教会の展望台に
行くことがほとんどですが、今回は小さい子供達と一緒にレトロな遊園地にいきました。



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1928年の万博の時に、ケーブルカーやロープウエイと一緒に作られた
遊園地なので、昭和3年ぐらい?  花屋敷みたいなものでしょうか。
移動遊園地がそのまま定住したみたいで構造が細いし、老朽化してそうに見えるので
(メンテナンスは頻繁にしてるにしても)一抹の不安もつのりますが、
今まで大きな事故は一度もないそうです。
観覧車なんか、ネジがはずれたら対角線状のモンジュイクの丘、または
地中海まで飛んで行ってしまいそうです。でも、傾斜を利用していろんなアトラクションがあり、
ウォータースプラッシュやミニジェットコースター、2階建てのメリーゴーラウンドなど
大人も十分楽しめます。夜遅くまでやってるので、夜景もきれい。
アクセスはケーブルカーやバスで登って来れますが、ここまで登ると19世紀の碁盤状の
新市街エイシャンプルの様子もはっきり見えるので、最初に街全体の感じを掴みたいという
観光客にもお勧めのスポットです。
本格的なユニバーサルスタジオのような遊園地(ポルトアベントゥーラ)は、
タラゴナ方面にむかった郊外にあります。
それにおされて、このTibidaboも何度も経営困難になりましたが、市内で気楽に
海と市街の景色が堪能できるだけでなく多くの人たちの思い出の場所なので、
ずっと残っていてほしいと思います。
Tibidaboのケーブルカーの駅をおりてすぐ左手にある、ファミレスぽい広いレストランは、子供向けなようで意外と美味しくて眺めもいいので、遊園地に入る時間がない日に食事にだけ行くのも良さそうです。
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Commented by Japanese-water at 2006-08-29 21:37 x
こんにちは。
ポルトアベントゥーラは夏にびしょ濡れになったことがあります。(でもすぐに乾きましたが)
ポルトアベントゥーラで、夏の花火&パレードが0時からということに衝撃を受けた思い出があります。

ティボダボの言葉にはそんな意味があったのですね、知りませんでした。
Commented by nas-asa at 2006-08-30 16:14
★Japanese-waterさま
私はあんまり激しいアトラクションが好きじゃなくて、せいぜいディズニーランドのスペースマウンテンぐらいで、本当に好きなのは「カリブの海賊」とか「ピーターパン」だから、ポルト・アベントウーラはまだ行ったことがないです。夏場はプールとか楽しいみたいですね。
by nas-asa | 2006-08-28 17:34 | カタルーニヤ | Trackback | Comments(2)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


by nas-asa