Dali Retrospective Show in UENO


9/23(土)から、ダリの大規模な回顧展が上野の森美術館で開催されます。
以下関連URL
http://www.dali2006.jp/

フィゲラスのダリ美術館には何度も行ったことがありますが、今回はアメリカ
にあるセント・ピーターズバーグとフィゲラスのダリ美術館から同時に作品が
集められているそうで、私も東京にいたらぜひ足を運びたいです。
東京にいる知人に勧めたら、めちゃくちゃ混んでいそう...と言われましたが、
お正月までの長期開催なので、ぜひ(日曜日を避けて)いらしてみてください。

ダリというと奇才で妙な人と印象を持つ人が多いですが、実はとてもナイーブな天才。

ピカソやミロと同じぐらい何万光年も遠い存在だったダリですが、
こちらに来てから、ダリ美術館の関係者を始め、ミラルダやムンタダス等
現代のアーティストでダリと生前交流があった人たちと知り合ったせいか、
なんとなく徐々に身近な存在になっていて不思議です。(ガラはまだ遠いかな。笑)
絵画だけでなく、デザイナーや脚本家としても優秀で、
ほんとに多面体な芸術家ですが、最近「素のままの」ダリに興味があります。




↓は、ダリの家のあるフィゲラス周辺で買った昔の写真の絵はがき
a0059032_16445735.jpg


若きダリと地元の漁師さん。こうして見るとダリってオボッチャマだったんだなと
思います。そして、ほんとに新鮮な魚介類が大好きだったらしく、
漁師さんのそばで生のウニを食している(というより殻をくちにつけて
スープをすすっている)晩年の写真も印象的です。

作品だけでなく、ミステリアスな人となりも興味深いダリ。
シュールで変! と決めつけずに多彩な仕事を色々見てみると楽しいかも。

日本ではも販促目的でダリ展のCMや展覧館商品も消費的になりがちだし、
記者会見の記事を見たら、爆笑問題の太田氏がダリになっていて、
こちらではちょっと考えられないノリ。日本人向けにもちろん分かりやすく
ないといけないのは知っていますし、日本ならではの方法もありとは思いますが、
なんとなくひっかかるような。ちなみに、爆笑問題は好きですよ。

当地でのダリ生誕100年当時、メディア・アーティストのムンタダスと話したとき、
「死者をおとしめたり、利用してお金儲けをしてはいけないと思う」と呟いたのが印象的でした。ダリがいなくなって寂しい人がこちらにはたくさんいるので、ある程度の敬意を持って
鑑賞していただけると嬉しいかも。 あ、こちらではダリはダじゃなくてリのほうにアクセントが
あります。ダリーみたいなかんじ。
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Commented by ウサピョン at 2006-09-27 12:31 x
コンニチハ。 お元気ですか?
こちらは9月に入っても暑くてたまらなかったのに急に涼しくなりました。
ダリ展はこちらでも大人気ですね。 そのバロメ-タとして会社に集金に来る新聞屋さんが毎月のように招待券をくれるんだけどいつも希望者がいないのに今回だけはくじ引きになりました。 外れました。
週末しか行かれないので早起きして朝一に行こうと思います。 でもきっと並んでるんだろうなぁ~
  ●
ダ〔リ〕-って発音なのね。 広めておきます。
Commented by nas-asa at 2006-09-27 16:54
★ウサさま
おひさしぶり。東京の有名な展覧会会場ってすごい混んでますよね。
でも、がんばっていってみてね。
by nas-asa | 2006-09-19 17:01 | カタルーニヤ | Trackback | Comments(2)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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