人気ブログランキング |

Paris 2007 - 9


世界で最初の百貨店

a0059032_0512927.jpg

最終日は、パリのデパートの中で一番好きなボン・マルシェに。

エッフェル塔の建築家、エッフェルが改装デザインし、
1887年から変わらない外観は、なんだか
デパートのなかのデパート、という懐かしい雰囲気。
(お子様ランチは日本ならでは、ですが)

今回の目的は、食料品とカジュアルウエアーの別館です。



以前、バルセロナの出版社で、
パリ大学出身の女性建築家と一緒に仕事をしていたとき、
シルビーというその友人がなにかにつけ
「エルコルテ(スペインのデパート)より、
断然ボン・マルシェよ!」
と口癖のように言っていました。

たしかに、こちらのほうが雰囲気はぐっとオシャレ。
でも、売っているものは意外とエルコルテも最近マシになっているし、
内容充実度からいくと、日本のデパートのほうがすごいかもしれません。

とはいえ、かわいい食品がたくさん集まった別館は広々としていて、
ゆったり買い物ができます。

内容は、特にパンとケーキのコーナーが
バルセロナより充実してましたが、
生ハムやらソーセージ、サラミ、魚介類などは貧弱かも。
和食もあったけれど、中東のお菓子の隣で(アジア関連?)
スペインの生ハムはメキシコ系の食品となぜか並んでいました。
(スペイン語関連?)

カジュアルウエアーの階も、
気に入ったセーター350ユーロ(57000円ぐらい)
というかんじで、購買意欲消滅。
とはいえ、サンジェルマンデプレからこのあたりは、
色んなお店が並んでいるので、
急いで買い物するのにおすすめなエリアです。

というわけで、買ったものは、
(しょぼいですよ〜)

a0059032_125316.jpg


自宅用と友人用に安い石鹸多数。
高い化粧品より、いいシャンプーと石鹸があれば、
とりあえず満足です。

なかでも一番安い、フランスのスーパーで買った
マルセイユ石鹸(左)は、Doveをもっとまろやかにしたような、
石鹸らしい匂いとクリーミーな泡だちが心地よいです。
清潔な匂い。
パッケージのカラースキームもシンプルで
ベビー用品の「プチパトー」と似た、
洗練されたフランスらしさが漂います。

右側の石鹸作りひとすじ100年のような、
おじさんマークの石鹸も
ジャスミンやラベンダーだけじゃなく、柑橘系など色々買って
友人たちに配布。

というわけで、
帰りの手荷物は、まるで石鹸行商人のよう(笑)

バルセロナ出身の
イサベル・クシェット(日本ではコイシェと間違って定着しつつある)監督の、
「あなたになら言える秘密こと」
という映画に、深いわけがあってストイックな生活を
おくる女性主人公(サラ・ポーリー)が、石鹸だけは贅沢をしていて、
1度使ったら捨ててしまうというシーンが出てきました。
彼女は、旅行にもリュックにたくさん石鹸をつめて出かけます。

石鹸を1度だけ使って捨てるのは、やっぱり珍しいので
印象に残るイメージでした。

そのカナダ出身の女優、サラ・ポーリーも
昨年、監督としてデビューし、
アルツハイマーをテーマにした
A way from herを制作。
今週、バルセロナでも公開されます。

彼女はまだ28才。すごいですね。
これからが楽しみです。

a0059032_142968.jpg


上は、パッケージがかわいくて買ったソーセージ。
でも、味はドイツのサラミに近いような、ビーフじゃないのに、
ビーフジャーキーみたいな、ぼそっとした感触で、
どちらかというとビール向き。
バルセロナのスーパーで売っている、
同じような細身ソーセージ(fuet)のほうが美味しいかも。

a0059032_135415.jpg


私のアドレスになぜか、毎日のように
宇治抹茶スイーツの広告メールが届き、
つい抹茶のお菓子が食べたくなっていたので、
パリでもmacchaの文字に惹かれて買ってしまいました。

a0059032_151267.jpg


ぼけてますけど、中はとっても抹茶グリーン。
贅沢に抹茶が使われていて美味しかったですが、
バターもふんだんで、日本のスイーツより「バタ臭い味」
でした。フランスならでは...でしょうか。
バルセロナのお菓子やパンは、今ひとつバターが足りないものが
多いので。


a0059032_18174.jpg



ハーブティー、パリスタイル・ミックス。
匂いがきつく、カモミールだけのほうが個人的には好きだけれど、
複雑で大人な味と香りのハーモニーです。

その他、ウイスキー風味のマカロンなど、色々なお菓子は
あっというまに食べてしまいました。

デパートのあとは、北マレ地区在住のKさんに教えてもらった
ベトナム料理、Kim Lienへ。



a0059032_162752.jpg


赤いインテリアで、オシャレな内装。カルチェラタンで30年営業する老舗。
帰ってチェックしたら、ぐるなびにも載っていました。

フランス/ベトナム合作映画「青いパパイヤの香り(トラン・アン・ユン監督)」
を思い出す雰囲気です。予算はひとり40ユーロから。
ここでもしっかり、水道水を飲んでしまいました。

KIM LIEN
33,place Maubert,75005 Paris
Maubert Mutualite駅から徒歩1分



ほんとに、しょぼいものしか買わなかったけれど、
色んなものをたくさん、ウインドーショピングしただけで
とても楽しかったです。

海外生活が長い今、一番購買意欲がわくのは、
やっぱり日本かな。
(特に、書店とデパ地下)
トラックバックURL : https://barcino.exblog.jp/tb/6581328
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by nas-asa | 2007-12-20 01:57 | | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


by nas-asa