Bon Nadal 2007


満月のクリスマス

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今年もクリスマスを迎えました。

日本は3連休だそうで、バルセロナの都心でも
ここ数日、日本人観光客の姿を頻繁に見かけます。

近所で買ってきた上のカードは、ベレンまたはペセブレと呼ばれる、
イエス・キリスト生誕場面の箱庭をつくる子どもたちの様子。




日本でも、今バルサ(FCバルセロナ)ファンが多く、
23日はマドリードとの伝統的な対戦、「クラシコ」があったので、
観光業界の友人によると.12/19ぐらいから、
日本から450人ほど観戦ツアーの団体客が来ていて、
皆さん成田からすでにバルサのシャツやマフラーを身につけているそうです。
気合いはいってますね〜。お金もかかってますね〜。

というわけで、普通のテレビでは見られない試合なので、
私たちも近所のBarをはしごして観戦しました。
実際にカンプノウ(スタジアム)にいくと、たぶん入場券は2万円以上。

結果は、1対0でマドリードの勝ち。

すごくいいチャンスもあったのに、
なんだかマドリードのほうが、集中力が高かったようです。
(ということにして、ライカールト監督をせめないでください。
こっちのサポーターや批評家たち、ものすごく厳しいけど)


当地では当然バルサファンが圧倒的なんですが、
最初に入ったBarでは、レアルがゴールして、
店内がしーんとしているのに、私たちの隣は、
ひとりで堂々と拍手して喜ぶ外国人の青年(にきび顔)と、
BARのはしご(ほとんど徘徊)が日課になっていて
近所で有名なおじさんが。

なんだかドロンとした空気に負け、ハーフタイムで移動しました。

次にいったちょっとモダンなBarは
打って変わって高校生ぐらいの若い女の子たちがたくさんで
17才のボヤンが登場すると、
「わ〜〜ボヤン♥」
とアイドルイベント会場のようなムードが充満。

それでも、観戦=ストレス発散という男性も少なからず存在し、
大声で「バカヤロウ」とか、「チクショー」という
意味のスペイン語、カタルーニャ語スラングを連発する人も。

アフリカ系のサポーターも激増しているバルサなので、
昨日もひとり、おとなしそうなアフリカ系の中年男性が
ミネラルウォーターを飲みつつ、おだやか〜に観戦していましたが、
バルサがものすごい惜しいチャンスを逃した瞬間、
突然激しく動きまわり、悔しさのあまりミネラルウォーターの
プラスチックのボトルを、片手で「むぎゅ〜っ!」と握りつぶしてしまいました。
すっごい握力(笑) 


というわけで、パッとしない試合結果になったわりには、
色んな人たちを観察できて面白かったです。

「スタジアムまでいって2万円だして負けてたら、より一層つらかったよね」
と慰めあいつつ家路に向かいましたが、やっぱり欲求不満だったので
(仕事も残ってるのに)レンタルビデオショップで、ティム・バートンの
「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」
を借りて鑑賞。93年の作品ですが何度見ても面白い!
音楽もいいですね。


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ティム・バートン、天才!
ヘレナ・ボナムカーターが、ケネス・ブラナーじゃなくて
この人と一緒にいる気持ち、少しだけわかるような(笑)
ま、才能の問題だけじゃなく相性の問題ですね、きっと。


というわけで、これから真夜中12時からのミサにいってきます。
(欧州では、たいていちょうど25日なる瞬間にお祝いします)

でも、ほろ酔いかげんでミサで寝てる人とか、
教会の雰囲気をえらびつつ、ちょっとづつ
はしご?する人などもいたり、日本の大晦日のようです。
観光客以外は、だいたい家族単位で過ごすところも日本のお正月感覚。
イブのミサはとても厳かで美しく、特別な雰囲気なので、
年に1度だけ参加するという現代人(含む私たち)が圧倒的です。

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上の画像は、典型的な、クリスマスの家庭の様子。
マドリードでは、羊とか海老の料理が多いそうですが、
バルセロナやカタルーニャ地方では、カネロニや
ポトフのようなエスクデーリャという料理等が典型的。
今日のニュースによると、寿司等、和食のデリカテッセンも
飛ぶように売れてるようです。時代の波。


そういえば、こちらの友人が、TBSのクリスマス特番で
嵐の二宮君(あの「硫黄島の手紙」で大活躍)たちが
ロナウジーニョの自宅でゲームするというロケの仕事で忙しく、
疲労困憊してましたが、結局面白い映像になったんでしょうか?
ロニーの家、行きたい! 二宮君みたい!という人も
多いでしょうけれど、テレビの仕事はたいへんなので、
そんなことより、ストレスと緊張のほうが強いかも。
日本のクリスマス番組って、あいかわらずですね(笑)
でも、ロニーの家、室内と屋外にそれぞれプールがあるそうで、
やっぱり、見てみたいかな(笑)

でも、ロニーさまとご家族は、クラシコ戦のあと
直接空港に向かって飛行機にのり、
今日から暖かいブラジルでバカンスだそうです
(なんだかなあ)


ところで、東京の友人からのメールによると、
今年のクリスマスは満月で、今後クリスマスと満月が重なるのは
2026年だとか。

というわけで、珍しいフルムーンのクリスマス、
ぜひ楽しくお過ごしください。
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Commented by gyuopera at 2007-12-26 06:51
バルサはホント残念でしたねぇ。試合のあと、シーンとしているので、これは負けたな、と思いました。勝っていたら、町中大騒ぎだったでしょうからね。日本からもわざわざ実に来ている人たちもいたんですね。
いずれにしても、暖かく穏やかなクリスマスでしたね。
お月様はカサをかぶったように、輪郭がぼやけていましたが、さすが、大きかったですね。
Commented by nas-asa at 2007-12-27 18:56
★gyuさま
こんにちわ! ロニーは今迄のブラジル人選手とは違うと思ってたのに、どうして同じ轍を踏むんでしょうね〜。周りのせいも大きいんでしょうけれど、ビッグになると感謝の気持ちが薄くなっちゃうというのか。もう少しバルサを離れる前にピッチで活躍してもらいたいです。なんてえらそうですが、そういう私は、すでにクリスマスの食事で胃腸が弱ってます。健康第一で新年を迎えたいですね。では、Bon Any!
by nas-asa | 2007-12-25 05:20 | Greetings | Trackback | Comments(2)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


by nas-asa