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Sonar 2009



Lars Horntveth

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6/19(金)は、ラファエル・モネオ設計の音楽堂「Auditori」での
ノルウェーの若き作曲家/ミュージシャン「ラーシュ・ホーントベット」
(って読むんですか?)の公演へ。
上の写真は、夜9時半すぎ。公演後の会場です。


同公演は、もう世界的に有名になった先端映像、音楽のフェスティバル
Sonarの一環。主催者の人たちに感謝したいぐらい、
すばらしいライブでした。

下の動画は、BBCラジオがつくったSONARのイメージと
Radio1(BBC)の番組PR映像。






3日3晩踊り狂う若者が世界中から集結。
不況で、しかも、通し入場券は1万5千円ぐらいするのに
8万人以上が来場しました。その他、関連イベント多数。

今年は初めてSonar kidsという、子供向けのイベントも開催され、
(有名DJや映像作家とのコラボで)話題になりました。
親子で楽しめるだけでなく、10年後は彼らがお客さんですよね。


私たちは(昔は夜遊び好き)もう、昼も夜も踊り狂ったら
椎間板に問題が発生?・・・ですが、いい音楽やライブに行くのは
まだまだ楽しい。しかも歩いていける場所なので助かります。


このラーシュの公演の日、マドリード在住のライターKちゃんに
ノルウェーのミュージシャンの公演に行くってメールに書いたら、
「え、ノルウェーって、バイキング・ヘビイメタルだけじゃないの?」
とのこと。そんなあーーー(笑)
せめて、Take on meのa-haとか・・・いってほしい?


ラーシュは、まだ28才ぐらいながら、すでに15年以上
プロのミュージシャンとしてのキャリアがあるようで、
Jaga Jazzistというお姉さん、お兄さんと一緒のグループは、
日本でも知る人ぞ知る存在みたいです。

ソロデビューアルバムの曲で、当日演奏したのは、
これ!




他にも新しくリリースされたアルバム「カレイドスコープ(万華鏡)」
の曲を演奏しましたが、1曲が36分という長い作品を続けて演奏しても、
まったく飽きなくて、あっというまでした。

噂通り、彼は指揮をしながら、クラリネット、
サクソフォン、アコースティク・ギター、
大正琴のようなものを代わる代わる演奏し、
さらに水をのんでMCもする・・・
という忙しさ(笑)
風貌は、一見、若いころのユアン・マクレガーを思わせる
ごくふつうの青年なのに、
久々に目の当たりにした天才作曲家でした。


ローリー・アンダーソンの電子バイオリンの弾き語りも
すごかったけれど、
彼のギターたすきがけ状態のサクソフォン演奏も
たまげました。
楽器メーカーのCMに良さそう・・・?
というのは冗談として、
主要なパートを自分でコントロールするから、
いろんな人たちとのコラボや
ハプニングも柔軟に対応できるのかもしれません。

この日は、バルセロナの若いオーケストラメンバー
8人との共演でした。


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隠し撮りしたので、ぶれててすみません。
前から2番目の席で、18ユーロ。


ハーブや、木琴、鉄琴(ビブラフォン等、いろいろあってどれかわかりません)
の音もすがすがしかったけれど、なんといってもすごかったのがドラマー!!
今までいろんなドラマーの演奏を見ましたが、
ドラムであんな多彩な表現ができるんですね〜〜(驚)
波の音だったり、冷たい風のようだったり。


ドラマーのGard Nilssenさん、ほんとにかっこよかったです。


会場には、BBC関係かな?という中年イギリス人グループがいて、
公演前にBarで話しているのが聞こえました。
イギリス英語って、ちょっと話しただけで
地方の方言だけじゃなく、すぐに階級がわかるのが特徴的。
彼らはすごくカジュアルな服装でしたが、イートンとか有名私立校
(パブリックスクールといわれてますね)出身者特有の話し方。

言葉遣いじゃなく、別に「ざます」とか、「なくってよ」なんて
いってるわけじゃなく(そんな人もういませんけど、例えば・・・笑)
階級や背景がわかる言語って他にあんまりないような。
Helloのハの発音でわかる・・・って
あるイギリス人がいってましたが、英国社会はまだまだユニークです。


で、その方たち、会場でもすぐ近くに座っていて、
一人のスキンヘッド(薄毛なのでそってる)のおじさんは、
もともとラーシュが好きらしく、1曲めが終わるとすかさず
「オ〜イェース♥」と、上品に叫んでました。

でも、隣の奥さんらしき人は、会場が冷房で寒かったせいか
足を座席にのせて膝を抱える、いわゆる「体育座り」
をしてる瞬間がけっこう長く、最前列なんだから(膝たけのスカート)
演奏してる人が、目のやり場に困ったんじゃ???
若いころならともかく。


私の真ん前には、スペインの他の地方からきているカメラマンがいて、
ノリノリで撮影。
彼は、ソフトモヒカンの髪型で、耳に大きな黒い輪っか状のイヤリングをして、
さらにタバコをはさんでいました。耳タバコは、昔の大工さんみたい?
その状態で、ずっと頭を揺らしながら
演奏をきいていて、ついそのタバコを指で飛ばしたい衝動に・・・!?

と、自分の周りだけでも、いろんな人がいました。

私たちは、ラーシュの演奏と音楽が琴線にふれまくり、
(欧州の古典実験音楽や、ジャズ、ソウル、ファンク
などいろんな要素が混じっていて、触発されます)
即、会場でCDを購入。

でも、彼らはまだ若く、日々進化するライブがすごいので、
また絶対みにいきたいです。ものすごいVJの映像がなくても
自由でカラフルな世界でした。

オスロ出身のバルセロナ在住の友人から、ノルウェーでは、
サンタクロースの食べ物が主食とか、いろいろ地元情報を聞くたびに、
え?と謎がつもるばかりで、実際にいく機会が遠のいてましたが、
俄然興味がわいてきました。

北欧の音楽シーン、あなどれませんねー!


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公演終了直後の様子。

ステージに足で触っている女性が「体育座り」の人。
その手前の黄色いシャツが叫んでいた方です。
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Commented by bibibi at 2009-06-25 18:00 x
いや〜、sonerでヘロヘロですな。
日曜日のSoner Kidsも面白かった。
初の試みだけど、親子で音楽を楽しんで
肩車された4.5歳の子供がテクノで
踊っててホノボのでした。
.....
来週からPal.lel駅から2分のとこに
引っ越し決まりました。
Commented by nas-asa at 2009-06-25 18:40
★bibibiさま
そのへんは、レストランは美味しいところたくさんあるね。
特に中華とイタリアン。落ち着いたら遊びにいかしてください。あのへんは、中米の床屋もおもしろいよね。
Commented by erizo_1 at 2009-07-02 12:16
@bibibiさん 横レスすみません、お久しぶり、エリぞうです。お元気なようでなにより〜!
by nas-asa | 2009-06-24 20:55 | 映画・音楽 | Trackback | Comments(3)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


by nas-asa