Parc Esportiu Llobregat  No.2

ペンギン・プール人間版?

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前回の続き。

A.シザのこのプール。
曲線、水玉の光、スロープ、カラースキームが
何かに似てると思ったら・・・。




あのリュベトキンとアラップの近代建築の名作、


ロンドン動物園「ペンギン・プール」(1932)

でした!


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これって、アガサ・クリスティーの名探偵ポアロ!
あたりが活躍してた時代の建築ってことですね。


アラップのプロジェクトには通し番号がついていて、
同プロジェクトが「作品番号 No.1」
っていうのは、ほんとうなんでしょうか?


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ここに収容されたペンギンたちが、
幸せかどうかはわからないものの、
これ以上ないほど、
「ペンギンがかわいくみえる」デザイン。

しかも、当時の技術でコンクリートを
ここまで生かしたのは非常に先進的!


この空間、ずっと廃墟のようになっていて
現在、再オープンに向けて修復中らしいので、
いつか見に行きたいです。





今をときめく世界的建築家のシザが、
これをもろにとりいれてないとしても、
ちょっと彷彿とさせて、
未来につなげるように計算したんでは?
と思うのは、
大きな勘違いでしょうか??



実際、この空間のなかで泳いでみると、
水はぬるいほど暖かかったのに、
一瞬、あのペンギンプールのペンギンになったような
ふしぎな気持ちになりました。


なーーんて、
そのあと、しばらくすると
水玉のスポットライトと、
自分の丸い顔がリンクして、
保護色?になってるんじゃないかという
気もしてきました(トホホ)




このインドアプールは音響効果もよく、
ちょっとしたパーティーにも向いてそうな空間。


シザの初期の作品、ポルト郊外にあるプールも
いつか見に行きたいです。



コルネリャのほうは、あくまでも市民プールなので、
(東京だったら、大田区立みたいな)
なかにはいってるレストラン(外部委託)が、
今ひとつなのが残念といえば残念。

たぶん、ここの関係者は、まったくシザのことはしらず
(それは別にいいとして)シンプルな空間をもてあまして、
広いレストランエリアを、安っぽ〜いつい立てで仕切って、
藤の家具などをおいてました。さらにコンクリートの壁に、
セザンヌ風の印刷ポスターの額。

でも、庶民の味方シザという噂なので、
あまり気にしないような気もします。

そんなことより、
庶民が気軽に同施設やプールを楽しめるほうが
意味があるのでしょう。
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by nas-asa | 2009-08-17 19:27 | 建築・デザイン | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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