Hato=Paloma

政権交代



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この夏、おみやげでいただいて、
堪能させていただいた「鳩サブレー」

日本のパッケージデザインのなかでも、シンプルで秀逸。
側面までのまたがり方など、いつ見てもきれいです。

鳩といえば、ついに鳩山さんの政権になりましたね。




こちらでは、日本は本当に遠いので、
めったに日本人がスペイン全国紙のトップを飾ったり、
日本に関する記事が一面にくることはありません。

しかし、昨日(8/31)のすべての全国紙が
こんなかんじ↓で、一面はもとより、中も何頁にもわたって
大きく今回の選挙の背景と結果をとりあげています。

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(クリックすると拡大)


TVでも各局、大々的に報道。

私が知ってる限り、
こんな前向きな内容で、
日本がとりあげられるのは初めてかも。

なにしろ50数年ぶりに、野党が第一党になるのは
それだけでインパクトがあります。
一応民主主義の国で、かなり「特異な」状態だったので。


民主党政権になって、心配(どうせ素人軍団だろう?みたいな)
な方や、気にくわない方もたくさんいるかと思いますが、
新しい流れが生まれただけ個人的には嬉しいです。
私が投票した候補者も当選してました。


日本もいろいろ問題山積みだけれど、
ちゃんと選挙制度が機能し(世界には独裁政権などで
選挙すら存在しない国も少なくない)
しかも、選挙場にいくのが命がけでもなく、
また、首相は終身制で選挙はかたちだけというわけでもなく、
市民ひとりひとりが意思表示したり、
政治を変えられる可能性のある国であるというだけで、
非常にめぐまれているような。


「革命」でもなく、「チェンジ」でもなく
流れが少しだけ変わったぐらいだとしても、
こちらにいて、ハッキリと、
多くの人たちが(識者限定だとしても)
日本を見直した空気が感じられただけで、
歴史的瞬間だったという気がします。




日本人は、そもそも、
劇的変化はのぞまないとよくいわれますが、
今回の選挙も、


03年の選挙と比べて、
当選議員の平均年齢が51.33才から52.97才

女性議員の比率が7.08%から10.83%になったそうで、

つまり、平均年齢が2才近く、女性の割合が3%増えた・・・
という、ものすごい亀のような動き(?)が見えます。

でも、それも日本らしい前向きな変化として、
嬉しく見守りたいと思います。


欧州では、平均年齢はたぶん40代、女性もスペインは閣僚は5割、
国会議員全体では、3.9割(ほぼ4割)といわれています。
マチスタ(男尊女卑)として有名だったスペインでも、
変化が激しいです。


個人的には、けっしてフェミニストじゃないけれど
次期政権の重要なポストにつく女性たちを
今後注目したいです。
で、女性議員によくありがちな、
どがつくほどのピンク」や真っ赤なスーツは
できればやめてもらいたいです(ぶつぶつ)



今日のEl PAIS紙の記事は

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こんなかんじ。


タイトルは、


Japón inicia la revolución política


(日本の政治革命始まる)

鳩山さんの背景などについても詳しく、
注目度の高さが伺えます。



村山政権のときの、神戸の地震のように
災害への対応がネックになりましたが、
次期政権は、そのへんもきちんとしてもらいたいです。
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by nas-asa | 2009-09-01 21:47 | 生活 | Trackback | Comments(0)

浅倉協子 & Jaume NASPLE:バルセロナと東京で編集、翻訳、取材、執筆中。好きなもの:建築・デザイン、映画、音楽、夜でも青いバルセロナの空、日本の喫茶店、居酒屋。今食べたいもの:バスクのピンチョス。


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